四号戦車の紹介
今回はちょっとお手軽な紹介が良いなと思って、もはや説明不要なあのせんしゃを紹介したいと思います。
ズバリそれは、言わずと知れた名戦車、Panzerkampfwagen IV、通称四号戦車です。
ガルパンでも主人公たちあんこうチームが乗り回してましたし、戦車といったらこれを思い浮かべる人も多いかもしれない。
ガルパンのアニメをきっかけにwotを始められた方は、まずこの戦車を開発してみて乗った方も多いんじゃないでしょうか?(そこまでに挫折した人も大勢いそうですけど・・・)
しっかし、説明不要なほど有名なのに、改まって紹介する必要はあるのか?・・・という疑問はごもっとも。それでも少し紹介しときたいな、と思った理由が2つあります。
それを話す前に少しばかり余談をば。
先日開催されたイベント「ベルリンへの道」で敵として出てきた4号戦車(エリート)がやたら強くて苦戦した方、居るんじゃないでしょうか。遠距離から榴弾をバカスカ当ててくるし、なんか知らんけど弾くしで、僕は苦戦しました。改めてこのゲームでの榴弾の強さを思い知らされましたね・・・。
(ただ、このゲームモードの敵は大分パラメータをいじられてる気がしますし、ほぼ理論値みたいな精度でこっちを撃ち抜いてくるんで、プレイヤーがやってもあそこまで強くはならないと思います・・・)
とまぁ、敵として出てきた4号戦車がやたら強かったんで、今一度スペックを見ておきたくなった、というのが1つ目の理由。
もう1つの理由は、僕がこの戦車で3優等取ったのがもう2年半くらい前のことで、それ以来乗っておらず、久々にこの戦車を使ってる気分になりたくなった、というものです。私事ですね、ハイ。
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という前置きもそこそこにして、紹介にしていきたいと思います。
〇とりあえず性能一覧から。
性能は、0スキル100%乗員に、10榴砲その他最終装備、ラマ―・換気・レンズを積んだものです。
(比較として同じ装備のM4A1を置いておきます)
こう並べて他(M4A1)と比べてみても、砲性能や隠蔽性ではそこそこ優れているのに対して、視認範囲や機動力で一歩劣るといった感じでしょうか。
なお、初期履帯でもそこそこモジュールが載ります。どうしてもフリーが足りないときは履帯の開発を後回しにしてもいいかもしれません。
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次に装甲を詳しく見てみましょう。画像は今回もtanks.ggからお借りしています。
なお、対10榴砲戦車を想定しています(10榴HEじゃないなら大体全部貫通するし、同格MTに10留が多いため)。
〇まず正面装甲から。
これは10榴(HE)で4号の車体正面から撃った場合の貫通判定です。水色部分(20~40㎜)は大体貫通します。黄色部分(50㎜)は50%くらいです。赤部分(80~㎜)は貫通しません。性能で示した車体装甲80㎜というのは、この赤い部分だけの話になります。
また、キューポラは地味に硬いです。円筒形なので変に弾かれやすいですし、キューポラを狙うくらいなら砲塔正面を狙いましょう。
少し話がずれますが、これは初心者の頃ありがちなこととして、カタログスペックに騙されるというのがあります。
4号の場合はまだマシですが・・・
「正面装甲が203㎜あります!」と書いてあって、これはさぞ硬い重戦車なんやろなぁ・・・と思って前線で戦ってみれば、格下にもスッパスパ抜かれるヤツ。
「60km/hで走れます!」って書いてあって、実際使ってみれば30㎞/hくらい出れば御の字、みたいなヤツ。
など、様々なカタログスペック詐欺の車両があります。無論、逆に書いてあるよりも実際の方が強い場合もあります。
とりあえず、カタログスペックをマルっと信じて戦場に行くのは少し待ちましょう。こころやさしき戦車兵の皆さんが動画とかで上げてくれてるハズなんで、それを参考にすると、悲しみが減るかもしれません。
(僕が初心者の頃は、チャーチルを重戦車だと信じ、アヒルを軽戦車だと信じて役割を全うしようとしました。できませんでした・・・)
さて、上述の装甲配置を踏まえると、仮に10榴砲HEで4号戦車を正面から相手取る場合には、なるべく車体中段の天板辺りを狙うのが貫通させやすいことになりますね。他に当たると案外貫通せず、手痛いしっぺ返しをもらうかもしれません。
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側面装甲について述べる前に、一つ確認しておかなければいけないことがあります。シュルツェンについてです。
ガルパンから戦車に興味を持った方ならば、おそらくご存知でしょう。4号D型に、シュルツェンを取り付けているシーンを見たことがあるハズです。
wotの4号はH型なので、当然シュルツェンが搭載されています。めっちゃカッコいいですよね。
さて、このシュルツェンですが、wotだと、空間装甲として機能します。空間装甲についての解説や検証は他の人が詳しくやってくれているので読んでみてください。空間装甲について把握していると、HEATやHEを使うときに貫通率を高めてくれるはずです。ここで知っておくべきは、側面からHEで4号を打つ場合、貫通する可能性が低くなるという点です。
(HEATについては、このTier帯の貫通なら、真側面から撃てば概ね貫通するので、そこまで気にしなくていいです)
そして、もっと大事なのが、このシュルツェン自体にはダメージ判定がありません。
正面から撃ってダメージが入らない場合、砲塔・車体のシュルツェンだけを貫通してダメージボックスを抜けてない場合が多いです。よく狙って、車体を撃ち抜きましょう。
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〇次に側背面装甲について
側背面はペラペラなので、基本的には抜かれます。弾いたり吸収できたらラッキーと思いましょう。
ただ、少し注意する点として、赤枠射線で囲った部分はダメージが入りません。正面から見ればわかりますが、シュルツェンの裏にダメージの入る車体がないからです。気を付けましょう。
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〇装備
砲については10榴砲(10.5㎝榴弾砲)一択だと思います。
Tier5は低Tierなので、クレジットを溶かしながら戦うのも何とも言えないですし、何より10榴を積むことで有利を取れる相手がたくさんいます。有利が取れる相手にならば強気に出て行けますし、7.5㎝だと倒すのに5~6発かかる相手も2~3発で倒すことができ、より有利に、より速く試合を進めることが出来ます。
その点、7.5㎝は無難な性能で、使えなくはないですが、貫通が低めなので課金弾を多く積まないと安定してダメージが出しにくいです。(10榴よりも交戦距離を遠くして、一方的に狙撃ができる状況を作り戦うのであれば、一考の余地があるとは思いますが・・・)
とりあえず初心者のうちは、前線でガンガン撃ち合ってたくさん死んだ方が学びがあると思います。
拡張パーツについては悩ましいところですが、ラマ―は確定として、残りを選択枠としていいと思います。候補としては、①換気扇+レンズ (カニ目)or ②改良型射撃装置+レンズ(カニ目) or ③レンズ+カニ目 のいずれかだと思います。
履帯切りを積極的に狙っていくなら②、狙撃に自信がない・もしくは友軍の視界など信用しないという場合には③、汎用は①という感じでしょうか。
僕は①で運用しました。が、今なら③もアリかなぁ・・・と思います。装輪が増え、味方LTが序盤に死んだり動かなかったりすることも珍しくないので、視界を取ってアシストを稼ぐというのは割と合理的な手段だと思います。
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〇戦い方
基本的には中戦車として戦っていくことになりますが、10榴砲を積む場合には、重戦車会場で戦うのもアリかもしれません。味方がダメージを引き受けてくれたら、飛び出し撃ちで榴弾をたたきつけていきましょう。この時、履帯切断が出来ればベストです。
視界が少し悪いので、常時、履帯切断によるアシストを積極的に狙っていくと、アシストが伸びます。
また、足が遅いので、無理に要所を取りに行く必要はないと思います。むしろ、要所を取りに来た、足の速くてペラッペラなやつの横っ腹にデカいのをぶつけてやりましょう(例:鉱山の中央丘、ツンドラ東丘など)。
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色々と書きましたが、ようは初心者でも扱いやすく、バランス良い性能に仕上がったTier5中戦車です。履帯を切り、敵の装甲配置を覚え、弾種切り替えが出来るようになれば、ドンドンとダメアシが伸びていくので、自分の実力を感じやすい戦車でもあります。
使い込めば応えてくれる性能をしていると思うので、
是非、使ってみましょう!