T-34-85+αについて
最初に紹介するのは何がいいかなぁとか思ったんですが、やっぱ好きな戦車から紹介していくのがいいかな、ということで。
今回紹介するのはT-34-85シリーズにしたいと思います。
カッコよくて強くてホント好き。
ガルパンでもプラウダ高校が隊列を組んで雪原や街中を駆けていったのが印象的ですね・・・プラウダ対大洗回をすこれ(ダイマ)
閑話休題。
紹介していきたいと思います。
wotでは、2020年6月現在のところ、T-34-85シリーズとして、通常ツリーのT-34-85,Type58、課金戦車のRudy,T-34-85Mの4両があります。同じ型なので、見た目はほとんど同じです。そうはいっても細部が色々違うので、ガレージで眺めるだけでも楽しいと思います。
Tier6戦場に行くと、だいたいどれか1台以上いるくらいにはよく見かけると思います。同格MTの中でも高水準でまとまったバランス型なので、使用率が高いのもうなずけます。
以下は4車両の簡易比較、参考までに同格の強車両Cromwellも添えておきます。(なお、数値は標準装備のレンズ・装填棒・換気扇を積んだ場合のものです)
こうしてみると、同じ3485シリーズでも結構差があることが分かると思います。全体的に視認性と隠蔽性が少し悪い感じがしますが、その他の点は高水準ですね。
あと、このシリーズの85㎜は炸薬が多いからか榴弾が強く、単発が300と設定されています。紙駆逐や自走、軽戦車など貫通を望めるなら使っていくと良いかもしれません。
(別に榴弾マンになれって言ってるんじゃないですからね、そこんとこ勘違いなきよう)
~~~
じゃあ各々の車両について。
〇T-34-85
85シリーズの基本形。85㎜砲搭載型のT-34。
ただ、他のT-34シリーズと異なる点として、122㎜榴弾砲が積める。キワモノ枠として見られがちだが、M4A3E2 Sherman Jumbo等が積める10留よりも貫通とダメージが高いHE/HEATが撃てるのに足は他の10留戦車より速いので、かなり強い。中級者以上で敵の装甲配置が分かるようになって、HEAT運用していくと、同格とのダメージ交換でもほとんどの場合有利が取れる。
でも、初心者はおとなしく85㎜で乗ろう。
なお、初期状態の76㎜はかなり弱いので、なるべく中間85㎜以上を開発してから乗り出そう。
〇Rudy
性能はほとんどT-34-85の最終状態と一緒。特筆すべき点は、こいつを買うと戦友乗員が付いてくることと、ソ連とポーランドのいずれかの国籍を選択できることと、無線手の代わりにイッヌが乗ってること。無選手が載ってないので死なない分、乗員が逝って戦友が発動しなくなる可能性が低く、戦闘面でも有用(かもしれない)。
Pudelを持っていない場合には、こいつでポーランドMT乗員の育成ができる。
性能自体は85とほぼ一緒だが、課金戦車ということもあり玄人が乗り回してるので、優等基準が他に比べて高めなのも注意。
〇T-34-85M
T-34-85の単なる装甲強化版・・・の筈だったが、バフを受けてDPMがめっちゃ強化されたのでめっちゃ強い。装甲があるのはもちろん、走行時拡散も優秀。最高速こそ他の車両に負けているが、履帯性能が良いのかさほど気にならない。6拠点を回すようなクランなら、こいつを持っとけばとりあえず参加できるし活躍できる。
〇Type58
中華のモンキーコピー版T-34-85。開発するべきモジュールが少ないので乗り出しは楽。視界が他より良く、装填が速いけど・・・正直弱い。単発が160で他より20低く、モジュール耐久がめちゃくちゃ弱いので軽砲でもケツを撃たれると燃える。あと絞り切っても弾が当たらない。
~~~
こっから装備品とか立ち回りの話。
・拡張パーツ
基本的のラマ―・レンズ・+αという感じ。個人的には前線でガンガン撃ち合うので、装填を短縮するために換気扇を選択しました。
ただ、前述のとおり視界が少し悪い(レンズ・換気・戦友・視界系スキル 込みで視認範囲が445m届かない)ので、換気扇の代わりにカニ眼鏡はアリだと思います。
(なんか2.0で拡張周りが色々変わってMTにカニ目が載らなくなるかもしれないらしいので、そこは考慮したほうがいいかもしれない)
・消耗品と弾
基本的に修理・救急・消火器で良いと思います。食料はお好みでアリだと思いますが、Type58は優等やる場合にも消火器を積むべきと思います。燃えて逝きます。
あとこれは初心者の方に言いたいんですが・・・
消火器を積む場合には、必ず自動消火器を積みましょう。手動だと燃えたとき即座に使えるかどうか怪しいですし、テンパったりスコープ覗いてて燃えてるの気づかないってこともあります。何より、自動消火器は積むだけで発火率が下がります。消火器は他の消耗品と違って毎試合消費するわけじゃないので、これをケチるのは論外です。ここぞというときに運で負ける可能性を少しでも低くしましょう。
85㎜の場合には、基本的にはHEを4~5発、残りAP/APCRを同じくらい積んどくと問題はないと思います。ただ、Type58はAPで130㎜前後、APCRで170㎜前後しか貫通が出ないので、課金弾多めの方が安定します。
(Type58はどこ取ってもホント弱い・・・)
・立ち回り
基本的には”MTポジ”と呼ばれる場所に行って戦うことになります。足が遅いわけではないので、通行料を狙えるポジにも積極的に行った方が良いです。Aimに自信があり、LTにかちあうことが分かっている場合(例えば鉱山の中央丘)には、初弾HEを込めておくことも視野に入れましょう。なお、同格には足の速い強戦車が存在するので、場合によっては引き気味で戦うことになるかもしれません(例えばウェストフィールドのK0を目指す場合など)。
ここで少しだけ装甲について。
車体側面・背面はペラペラですが、正面はそこそこ。傾斜込みで、85Mだけ車体装甲が120㎜前後・他は60~70㎜程度となっています。
ここで注意すべきは、10榴砲戦車と戦う場合です。このTier帯だと多く居る10(12・15)榴のAP・HEATはT-34-85系の正面装甲を容易に貫通します。気を付けましょう。逆に、10榴戦車に乗って85系戦車を相手にする場合には、車体正面をよく狙ってAPやHEATで抜くと撃ち合いでもアドが取れるでしょう。
砲塔装甲も割とペラペラですが、砲塔の外縁が強制跳弾角になっているので弾きやすいです。相手取る場合には、車体を狙った方が安定するでしょう。逆に言えば、砲塔だけ出して戦うと弾いてくれる可能性も各段に上がります。
こっから中級者以上の話。
壁越しの撃ち合いになった時、豚飯でも良いですが、せっかく砲塔が前についているので昼飯で出ていくのをお勧めします。
昼飯で出る場合には、下のように転輪までしっかりと壁で隠したうえで、車体正面をちょろちょろと出しましょう。もう少しシビアに角度をつけると強制跳弾角にできます。
素の装甲厚がある85Mの場合には、このくらいでも結構弾いてくれます。
なお、これをやるときの注意点は、転輪を抜かれやすく履帯ハメを食らいやすいことです。でも、覚えておくと1発余分に撃てる場面も増えると思うし、他のソ連戦車等でも応用できるやつがいます。それについてはまたいずれ。
~~~
大体言いたいことは言いつくしましたが、長くなり過ぎた。
こんな感じですが、果たして需要はあるのかどうか(小声)
でも好きな戦車なので色々書いてて面白いですね。
また気が向いたらやりたいと思います。